(5)「真の父母待望」のための神霊共同体の準備
天の父母様は、プロテスタントの主流教派が責任を果たせないため、独り娘・真のお母様を送るために「神霊共同体」を準備されました。
女性型として金聖道(キムソンド)(1882~1944)、許浩彬(ホホビン)、朴ウルリョンが、また男性型として白南柱(ペクナムヂュ)(1901~1949)、 李龍道(イヨンド)(1901~1933)、金百文(キムペクムン)(1917~1990)がいます。これらの人々を通して、独り娘のための基台が造成されたのです。
聖主(ソンヂュ)教の金聖道に待っていた腹中(ポクチュン)教の許浩彬は、自身を「主の新婦」であると言い、また、朴ウルリョンは自身を「主なる神の夫人」と語りました。ここから、女性としての”聖霊の役割〟が出てきたのです。既存の聖霊運動は男性中心でしたが、「神霊共同体」では“神の新婦〟という概念を語ったのです。 それまで、黙示録第1章の「花嫁」は教会であると考えられてきました。ところが神霊共同体では、再臨主の花嫁(妻)という概念が語られたのです。特に金聖道は、堕落は血統問題であると説き、許浩彬は主が肉身を持って来ると説きました。 既存の再臨観とは違う内容です。
彼女らが「新婦」の概念を語ることで、既存の聖霊の概念を克服する道が生まれました。肉身を持った再臨主とその新婦、実体の「真の父母」の概念につながっていくのです。
一方、李龍道、白南柱らは正統神学を学んだ牧師です。 彼らは「小羊の婚宴」に関する内容を主張しますが、聖霊を通して聖徒がキリストと一つになる経験をし、新婦として召命されたと語りました。 それまでの「教会」を新婦としてきた解釈から、個人が新婦になるという解釈に転換されたのです。
こうして独り娘待望〟の思想への過渡期的信仰が、神霊共同体を通して現れました。
趙元模(チョウォンモ)ハルモニと洪順愛・大母様は、篤実なキリスト教信仰をした後、神霊共同体の信仰を持ちました。 李龍道の新イエス教会で、天の父母様の導きによって大母様と韓承運(ハンスンウン)・大父様が出会われるのです。 大父様も篤実な新イエス教会の信徒であり、教育責任者をしていました。大母様も、趙元模ハルモニと共に熱心に信仰生活をしていました。
こうして「独り娘誕生」の基盤が準備され、ヨハネの黙示録第2章9節 「七人の御使のひとりがきて、わたしに語って言った、「さあ、きなさい。小羊の妻なる花嫁を見せよう」」との“独り娘誕生〟の預言が成就するのです。
(6)韓承運大父様と洪順愛・大母様の結婚式の摂理的意義
大父様と大母様の出会いの摂理的意味は、ルカによる福音書第1章で理解できます。聖書を見ると、天の父母様は天使ガブリエルをザカリヤに遣わし、「彼(洗礼ヨハネ)は主(イエス様)のみまえに大いなる者となり… 整えられた民を主に備える」(ルカ1・15~17)と伝えました。ガブリエルは、次に母マリヤを訪ね、「あなたはみごもって男の子(メシヤ)を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい」(同1・3) と伝えました。マリヤはその使命を受け入れたのです。
マリヤはユダの町にあるザカリヤの家を訪ねます。エリサベツは母マリヤを迎え、「あなたは……祝福されたかた」(ルカ14)と言います。 マリヤはザカリヤの家に3カ月滞在し、
預言しました。
妊娠してからガリラヤにいる婚約者ヨセフのもとに行きました。
天の父母様が独り子を送る際に、イエス様の母マリヤに印を押されたように、韓承運・大父様と洪順愛大母様は新イエス教会を介して結婚されますが、これは、天の父母様が家庭に印を押される出来事だったのです。真のお母様はここに神のみ意がある”と語ら本来、天のみ旨は、アダムとエバが聖婚し、真の父母となって真の家庭を実現することです。 二千年前の、独り子・イエス様の場合、中心人物の失敗で独り娘は誕生せず、イエス様は真の父母になれませんでした。天の父母様は、再臨主の時代に独り娘を送って「小羊の婚宴」を成就させる摂理をしてこられました。
独り娘・真のお母様の誕生の際、天の父母様は直接、大母様に啓示を下さいました。 お母様の肉身の母(大母様)に啓示が降りたのは、二千年前に独り娘が実体として誕生しなかったからです。後述しますが、聖主教の金聖道(キムソンド)は幻を見て、大母様に「あなたは乳母と同じである」と知らせ、また、許浩彬(ホホビン)の母親は(お母様に対して) 「天の新婦になる方である」と預言しました。
ところで、母マリヤがイエス様を懐妊するとき、それを啓示した存在は天使ガブリエルです。 一方、大母様に直接啓示を下さったのは天の父母様です。

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