真の孝子と真の孝女となるようにしてください
万宇宙を造られたお父様! あなたの栄光をすべての万物と分かち合えるその一日を、あなたはどれほど切に願われたかを、この時間、私たちが心深く悟るようにしてください。
アダムとエバを創造して彼らをお父様の懐で育てられ、永遠の愛の生活をさせることによって人類の福地を建設しようとなさり、育っていくアダムとエバを通して喜びを享受しようとなさったお父様であることを、もう一度悟るものでございます。そのような切なる願いをもたれたお父様が、アダムとエバを失い、悲しみの一日を迎えるようになったという事実を、私たちはこの時間、もう一度悟らなければなりません。
お父様、この地には国も多く、民族もたくさんあります。それらは過ぎし日、それぞれの歴史を異にし、現実の生活環境を異にし、望みも異にしております。これは本来、お父様が経綸なさったみ旨と相反したものであることをもう一度考えてみるとき、歴史が異なることがお父様の恨であり、環境が異なることがお父様の恨であり、望みが異なることがお父様の恨であることを知るものでございます。このようなことを考えるとき、お父様、これが堕落の報いであることを知っております。
過去がお父様によらなければならず、現在がお父様によらなければならず、未来がお父様の理念と関係を結ばなければならないのに、今日、人類は一つの関係をもつことができず、一つの生活的環境と一つの理念的な土台をもつことができず、悲惨な現実に置かれております。このような混乱した立場で、方向が逆さまになった立場で、自己の位置が互いに相反する立場で生きている全人類の呻吟の声とすさまじい泣き叫びを、私たちがもう一度心で聞けるようにしてくださり、お父様の心情とともに考えることができ、お父様の心情を感じて、過ぎし日の過ちを悟れるようにしてください。
お父様、真に悔い改めの涙を流し、この人類が幸福なる望みをもたせてほしいと哀願するあなたの息子、娘がいなければなりません。しかし、そのようにできなかったことを感じれば感じるほど、お父様のみ前に頭を上げることができません。
今日、数多くの宗教と数多くの教団が一つの目的に向かって進んでいますが、あなたが行かれるべきその悲しみの道を前にして、人類が受けるべき悲惨な審判の悲しみを前にして、お父様のみ前に謙遜にひれ伏し、涙する群れが多くないことを知っております。きょう、ここに集ったこの哀れな群れは、悲しみの道を連ねてまいりました。あなたが命じられる命令を抱いてこの日まで闘ってきながら、疲れた足を引きずり、きょうこの場に残ったあなたの息子、娘ですので、心に留めてください。
この一年、私たちが福を受けようとする前に、現実に残っている過ぎし日の罪を、悔い改められるこの時間となるようにお許しください。この民族がそのようにできなかったので、この哀れな三千万の民族を身代わりし、数多くの教団を身代わりし、数多くの信じる信徒たちを身代わりして、涙でお父様のみ前に悔い改められるこの時間となるようにしてくださることを、愛のお父様、切にお願い申し上げます。
今、あなたの傷ついたみ手をつかみ、あなたの事情のために案ずることのできる息子、娘にならなければならず、あなたのやるせない姿と、あなたの物寂しいその姿を見つめ、「私のお父様」と言って駆けていき、首を抱き締めて痛哭できる真の息子、娘にならなければなりません。しかし、そのようにできない自分の心があるならば、自ら罪人であることを率直に告げ、お父様の哀れみの懐に抱かれる、このひと時となるようにしてくださることを、愛のお父様、切にお願い申し上げます。
涙で贖罪されながら歩むべき人生の道であることを知っております。お父様がそのようであられるために、その息子、娘である私たちも、そのようにしなければならないことをよく知っております。昨年もそうであり、一昨年にも私たちをそのような場に追いやられましたが、それでも今日まで耐えてきながら残った群れを心に留めてください。今や新年を迎えて、再び腰の帯をきつく締め、髪を短く整え、新たな闘志をもって天の武器を備え、お父様の命令に従って駆けていける子女になるように、お導きください。
お父様! 私たちはついていく群れになってはいけません。お父様のみ前に、民族の前に、人類の前に、先発隊として現れる姿になるようにしてくださることを、切にお願い申し上げます。多くの日々を悲しみの中で苦労されたのが恨であり、多くの人々が天に背く逆賊の群れとなったことが恨でしたので、この恨多き日と、恨多き事情を背負った天の十字架を担ぐべき私たちであることをよく知っております。今や私たちがその荷を責任をもって担い、この全宇宙万物のために天の祭物として捧げられることを自ら楽しめるあなたの息子、娘になるようにしてくださることを、切にお願い申し上げます。
今この時間、私たちは過ぎし日のすべてのものを率直に告白し、純粋で清らかな心の土台の上で、お父様を慕う心と欽慕する情だけが私たちの心に満たされることを願うものでございます。
そうして、あなたがどのような事情をもっていらっしゃっても、あなたがどのような姿をしていらっしゃっても、それを意に介さず、あなたに精誠を込めて侍ってさしあげられる真の孝子、真の孝女の姿を備えられるようにお許しくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。
この時間、新年を迎え、このソウル本部に向かって寂しい立場で涙を流しながら祈る群れが多くいることを知っております。彼らに希望を与えてください。彼らが願う希望の日を、お父様、延長しないでください。この民族の悲しみを感じさせてくださり、この民族の罪悪史を踏み越えられる彼らとなるようにしてくださり、お父様の直接的な主管のもとで導いてくださることを切にお願いいたします。
私たちが耐えてきながら訴える内容に、あなたが耳を傾けてくださることを知っておりますし、私たちが寂しく悲惨なとき、お父様が保護してくださることをよく知っております。迫害を受けて追われる場に、共にいてくださることを知っております。そのようなお父様、私たちの事情、事情を収拾してください。今まで私たちがどれほどあなたを悲しませたか、言葉にもできません。この一年だけは、そのようにならないようにお許しくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。
今や私たちは、お父様のみ前にあらゆる精誠をすべて束ねて捧げ、謙遜にひれ伏してお父様をお呼びすることができ、お父様の懐に抱かれて、とめどなくむせび泣ける切なる心を、この時間、各自がもてるようにしてくださることを、切にお願い申し上げます。
今まで訪ねてこられたお父様は、誰か他の人のお父様ではございませんでした。私のお父様であり、私たちのお父様であることを知りましたので、そのお父様と縁を結ぶべき復帰の運命の途上に立っているこの悲しみの子女たちを、再びあなたの懐に抱いてくださることを、切にお願い申し上げます。
新年の始め、初めての聖日を迎え、この者たちの前に立ちましたが、どのような言葉を伝えましょうか。伝える者の心と、受ける者の心が一つになるようにお許しください。あなたがこの中で、創造の能力とともに現れてくださることをお願いいたします。私たちの心情、心情を連結して、一つの祭物として捧げられるこの祭壇となり、民族を身代わりして贖罪の香を焚いてさしあげられる、この時間となるようにお許しください。
万民を身代わりし、お父様を身代わりして涙を流せるようにしてくださり、お父様が来られて、痛む心情を吐露できるこの時間となるようにしてくださることを、お父様、切にお願いいたします。万世の栄光と勝利が、この一年、私たちと共にあるようにしてくださり、この民族と共にあるようにしてくださり、人類と多くの霊人と共にあるようにしてくださることを切に願いながら、主のみ名によってお祈りいたしました。アーヂュ。(一九六六・一・二)


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