(2)天一国開門の基台摂理
①祝福を通した人類救援の道
真の父母様は1960年の「聖婚式」から2013年の「基元節」まで、3年間の路程を歩まれました。その路程の中で最も核心となる内容が“祝福結婚〟です。
1960年に真の父母様の「聖婚式」が挙行されました。そのとき、既に国家的基盤があり、天の父母様に侍る聖殿があったなら、その聖婚式が「基元節」となり、入宮式となっていたというのです。
祝福結婚とは、天の父母様の”真の血統〟が伝授される大役事です。1960年の真の父母様の「聖婚式」の後、三家庭から始まった祝福結婚は、2000年に四億双一次の祝福式が行われ、その後も祝福結婚式が挙行されました 【図2】。
ところで、2001年1月13日に「神様王権即位式」が挙行されましたが、地上界での祝福結婚だけでなく、霊界の霊人の祝福も重要であるため、真の父母様は、
1997年の四千万双の祝福結婚式以降、今日まで霊人を祝福し、数多くの霊人たちを天の子女として生まれ変わらせる祝福の道をも開いてくださいました。こうして天の父母様のもと、霊界と地上界にいるすべての人々が、同じ天の兄弟姉妹として新しい共同体を築くことができる道を開いてくださったのです。
2013年の「天一国基元節」の宣布を通して天一国を開門され、天の父母様と一つになられた真の父母様は、その国家的基盤の上に立たれるようになりました。 そして3年を2015年、真の父母様の家庭における「天宙的四位基台」を完成されたのです。
さらに、2020年から「天寶家庭入籍」を通して、天の父母様と地上の祝福家庭が共に暮らすことのできる道を開いていくようにされたのです。
②米国を中心とする世界救援
話は少し時間を遡りますが、韓国のキリスト教が使命を果たせない中、真の父母様は1971年12月に米国・ワシントンDCに行かれました。真の父母様が米国に行かれた目的は、米国を通して世界の救援摂理を展開するためです。
当時の自由世界は危機に瀕していました。 国際共産主義の脅威があり、キリスト教の信さらには家庭崩壊と青少年の淪落問題が起きていました。
真の父母様は米国に行かれた後、世界宣教本部を米国に移し、その後、約40年間、世界摂理の中心的な位置として米国を用いられました。渡米してすぐ、 ワシントンDCで3日間の特別復興会を行われ、真のお父様が自ら「統一教会史」を講義し、米国に来た理由を消防士であり、医者として来た〟と語られました。全国当時、米国の若者はヒッピー文化に陥り、信仰が衰退していました。真のお父様は伝道復興集会を全米で展開され、 東洋から来た神秘的なその宗教指導者を、多くの若者が大歓迎したのです。
真の父母様は1974年のマディソン大会に続き、16年にヤンキースタジアム大会とワシントン大会を開催。信仰が衰退した米国のキリスト教を目覚めさせるために心血を注がれました。米国を中心とする世界摂理において、国際共産主義の問題の解決を目標に掲げながら、キリスト教信仰を復興させ、キリスト教を本来の姿に変えていこうとされたのです。
1976年9月18日のワシントン大会勝利の後、真の父母様は、“ワシントン大会を通して神主義を宣布した。 神主義を宣布した次に私たちが進むべき目標は、モスクワである”として、モスクワに行って神主義を宣布することを目標に定められました。 共産主義は”人類の敵〟であり、共産主義者たちは神の存在を否定して、人間の霊的生命をも否定し、宗
教を抹殺しようとしているのです。
真の父母様は、共産主義を克服するために勝共運動を展開し、米国を中心とした民主主義世界(自由圈)を一つにしていこうとされました。 「原理」のみ言によって青年を教育し、キリスト教が果たすべき使命である宗教和合のために全力を尽くされました。
そのような中、米政府の一部政治家が真の父母様を攻撃してきました。また、フレイザー委員会による公聴会も行われ、結局、真のお父様は1984年7月、ダンベリー刑務所に収監されるようになりました。
米国を中心として活動されたのは、二千年前のローマ帝国のような国家である米国で宣教基盤を築き、全世界を救おうとされたからでした。 それは、簡単な道ではありませんでした。
このように、真の父母様は米国で400年余り活動し、米国を通して全世界を救おうと尽力されたのです。 ヤンキースタジアム大会後に、『ニューズウィーク』誌の表紙を真のお父様が飾ったこともありました。

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