(7)宗教儀式と「歌舞(カブ)」
新羅(シルラ)時代の文化に、国宝3号の瞻星台(チョムソンデ)があります。瞻星台は神秘的です。 何をするための建築物でしょうか。様々な意見がありますが、瞻星台は天
のみ意を知るために天体を観測する場所なのです。
また、天体を観測するだけでなく、天のみ意を知るための宗教的儀式の場だったと考えられます。韓民族が文化、科学、芸術を発展させたその根っこに、天のみ意を知ろうとする心があり、それが燦爛(サンラン)たる文化をつくったのです。
また、韓民族は「歌舞」を楽しむ民族です。踊りと歌は、古代の宗教儀式の重要な要素でした。宗教の祭儀では、人間が行う美しい行為によって天に礼拝を捧げました。祭壇に供え物を捧げるだけでなく、人間が発する美しい声を捧げたのです。美しい音色を出す楽器も演奏しました。人間の美しい動作をもって、天に礼拝を捧げたのです。それが歌であり、踊りでした。韓民族の歴史において、芸術や科学などは、天に侍り、天と共にあろうとした韓民族の信仰から始まっているのです。
(8)まとめ
韓民族を「選民」に立てた天のみ意は何でしょうか。 選民とは、選ばれた民族です。天が、ある民族を選び育ててきたというとき、どういう願いがそこにあるのでしょうか。
天の父母様が人間に祝福を下さったというのは、他の万物と違って「責任分担」を下さっ
たということです。その責任を果たすとき、人間は天の父母様の子女になるという祝福です。選民も同じです。
歴史の出発時から、天が韓民族を選び育ててこられたみ意があります。そのみ意を成し遂げ、責任を果たしてこそ、韓民族は祝福されるのです。それは公的な祝福です。ユダヤ民族が選民となったのは、彼らを通して天の祝福を全世界に伝え、全人類を救うためです。同じように、私たちに下さった天の祝福は、それを他の人々にも伝えて、世界を祝福するためのものなのです。
韓民族を選んだのは、韓民族に独り娘を送ることで「真の父母」が顕現し、それによっ全人類を重生させて救うためです。 ですから、韓民族が歴史的な物語 (神話、叙事詩)を通して、天が韓民族を育ててこられたみ意を知り、そのみ意に従って天の父母様の夢を成し遂げる摂理完成に同参するとき、私たちは祝福を完全に受け、それを公的祝福としながら、責任を果たして栄光を享受するのです。
ところで、独り娘・真のお母様が誕生するまでは、天は韓民族を中心に立て、お母様を韓氏の家門を通して送られました。そして、再臨のメシヤと独り娘の聖婚によって「真の父母」が顕現した後は、選民の概念が、祝福を受けた「祝福家庭」という一つの実として具体化するのです。
歴史の出発時からあった韓民族の根は、どこに実を結ぶのでしょうか? 真の父母様を通して祝福された「祝福家庭」が、韓民族、選ばれた一つの民族となり、平和な「人類一家族世界」を実現して実を結ぶのです。
今、この地上で摂理を経綸される、摂理完成の中心軸である真のお母様と完全一体となり、祝福された子女となって、その祝福を全人類に分け与えてこそ、天の父母様の夢を成し遂げることができます。その使命を果たす責任があることを自覚させるため、この物語の一部始終を聞かせようとするのが「韓民族選民大叙事詩」なのです。

コメント