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(6)韓民族の創造性と優れた心情文化

最後に、韓民族が持つ創造性と心情文化についてお話しします。 韓国文化の中で代表的なものがハングルです。これは特異な文字体系を持っています。

ハングルの文字体系をつくった人物が存在します。 それが世宗(セヂョン)大王 (1397~1450)です。ハングルは科学的につくられた文字です。 それは、あらゆる音を書くことができ、表現できる文字としてつくられました。

世宗大王は、どうしてそれをつくったのでしょうか。一般国民が漢文を勉強して記録を残そうとしても、あまりうまくいきません。 それで、国民全員が文字を書けるように願い、民を愛する心からつくった文字がハングルなのです。これは、天がアイデアを下さり、民を愛する心からつくったものといえます。

『原理講論』は一九六六年に書かれましたが、そこには「子供は父母の言葉を覚えるもの

である。人類の父母…………その方は間違いなく韓国語を使われる…………(ゆえに)韓国語は祖国語となるであろう」(604ページ)とあります。今はそのような役事が起こっています。世界中に韓国語の語学院ができ、多くの人が韓国語の歌を歌う時代になりました。 『原理講論』に書かれていることが実現する時代になりつつあるのです。

ハングルがつくられたのは、神様の「恨(ハン)」や「心情」を表せる文字が必要だったためだと理解できます。

次に、韓民族における科学技術の発展についてです。 韓半島では、特に天文学の分野における研究が発展し、時間の測定の研究も他国に比べて発展しました。印刷術も発達しました。 韓民族の印刷技術が発達した理由は、「経典」を記録して他の人に伝えたり、それを子々孫々に残したりするためでした。 それは、真理を愛する心があったからです。

西洋と比べても、世界で印刷術が最も早く開発された所(注:14世紀末、金属活字印刷術)が韓国なのです。印刷術の発達やハングルがつくられたことは、子々孫々に真理を教え、すべての人が共有できるようにしようとする心があったからです。

支配者階級は、あまり文字を共有しようとしません。 他国では、文字は主に支配者たちだけが知っており、民に知識が共有されることは、あまり好まれませんでした。韓民族は違います。真理を民が一緒に勉強し、共有・継承しようとしたのです。

次に農業技術も、民の生活を支えるために発展しました。

また、韓民族の「美」を込めた陶磁器として、高麗青磁、朝鮮白磁があります。陶磁器について、もう少しお話しします。

日本の陶磁器はとても発展していて、美しいです。外国でも陶磁器の技術が発展し、 とても華やかなものがあります。

一方、韓国の特徴として、高麗青磁はとてもきれいなのですが、その次の白磁は、華やかに発展したわけではありません。 朝鮮白磁は青磁と比べて、何の模様もない陶磁器として発展しました。それは他国にない特徴です。模様を付けて象の技法が発展すれば、通常は華やかな方向へと進みます。ところが、朝鮮時代になってそれがぴたりと止まり、白磁に進んだのです。

それは、良心に従って生きる心を大切に考えたからです。清らかな心を盛り込もうとして、白磁を作ることが発展した文化だったというのです。それは、天に向かう純潔の精神を示すためでした。

続いて、韓民族のアイデンティティーについてです。

韓民族のアイデンティティーは、私が思うに、「真の父母」を遣わすための準備の基盤です。今ではこれを受けて、祝福家庭が真の父母様に侍っていく際の文化的アイデンティティーになっていると考えます。

「待望思想」によって新しい世界を築くために顕現された「真の父母」に侍り、新しい世界を築こうとする宗教心や文化です。天の父母様(神様)に侍るために命を懸ける文化があり、選ばれた民族という、選民アイデンティティーを育んできた歴史があります。 そのために努力をし、天が役事することを祈る文化があり、それを創造的に発展させた「心情文化」があるということを理解すべきです。

以上の内容は、真の父母様が“韓民族はどのような民族なのか”、“祝福家庭はどのようにすべきか〟について話された内容です。

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