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第5講 「独り娘の啓示と真の父母の顕現」(李基植事務局長)

(1)韓民族の待望思想

第5講では、真の父母を迎えるために韓民族が持つ「待望思想」を紹介し、そして、韓半島に伝来したキリスト教における神霊復興運動によって「神霊共同体」が準備され、その基台を相続した家門から「独り娘」が誕生したことを説明します。その核心テーマは、なぜ神霊共同体を通して独り娘が誕生したのかという内容になります。

さて、韓民族の持つ「待望思想」には、「鄭鑑録(チョダムノク)」、「格菴遺録(キョガムユロク)」や弥勒仏の待望があります。

さらには開闢(カイビャク)思想を説く天道教(東学)も現れました。これらの待望思想は、韓民族を通して“天の代身者〟が来られるというものです。これは、19世紀末に伝来したキリスト教(プロテスタント)信仰においては再臨信仰となります。 神様(天の父母様)は、韓民族に再臨のメシヤと独り娘を誕生させるため、「天孫思想」、「平和愛護思想」、「貞節と純潔」、「愛天・愛人・愛国」、「共生・共栄・共義」という民族性を育てられたのです。韓民族は、そのよ

うな基台の上で再臨のメシヤと独り娘を迎えました。

(2) ルターとカルヴァンによる宗教改革

ルター(1483~1546)によって1517年に始まった宗教改革は、カルヴァン(1509~1564) で完成したと言われます。ルターの宗教改革から約四百年後に再臨のメシヤが韓半島に生まれました。

また、カルヴァンは『キリスト教綱要』をはじめ、1542年に「教会改革の必要について」を執筆。同年、カルヴァンの定めた「教会規程」が長老派教会(カルヴァン派)の始まりとなり、プロテスタント教会の制度を完成させる基礎となります。 その四百年後に韓国キリスト教の基盤の上で、独り娘が誕生するのです。

カルヴァン派の流れは、清教徒を経て米国の大覚醒運動へとつながります。 韓半島に伝播した米国のキリスト教の基盤として、大覚醒運動が起点となり、三度の大覚醒運動がありました。この大覚醒運動によって、 アペンゼラー(1858~1902)、アンダーウッド(1859~1916)、ゲイル(1863~1937)、ハーディ(1865~1949)らが韓半島に宣教に来て、長老派教会、メソジスト教会などが基盤を築いたのです。

日本からも、キリスト教が韓半島に影響を与えます。摂理的に見て重要な人物が、「再臨運動」をした内村鑑三(1861~1930)です。

彼が再臨運動 (1918~1919)を行い、再臨主が来られることを預言したのは、天の摂理において重要です。その内村鑑三の弟子が、咸錫憲(ハムソッコン)(1901~1989)であり、さらにその弟子が『原理講論』を書いた劉孝元(ユヒョウォン)氏(1914~1970)なのです。

咸錫憲は五山学校に1928年から1938年まで在職していました。 当時、劉孝元氏がその学校に通い、真のお父様も通われたのです。 その後、お父様は1935年に定州普通学校に行かれ、猫頭山(ミョウンドゥサン)でイエス様に霊的に会われます。こう見ると、再臨運動を行った内村鑑三はアベル的人物の役割を果たし、摂理史に影響を与えたといえます。

天の父母様は韓半島にキリスト教を伝えますが、 そ

の宣教は元山、平壌の大復興会につながり、内村鑑三はその大復興会を聖霊と関連づけました。

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