(7) 独り娘誕生のための国家的基盤
天の父母様は選民の民族性を育ててこられました。 韓民族の民族性は、選民としての民族性、アベル的民族性だと説明できます。その源流は「敬天思想」、「天孫思想」、「平和愛」・「愛護思想」であり、それが真の父母様の理念である「愛天愛人・愛国」、「共生・共栄・共義」につながるのです。真のお父様と独り娘・真のお母様には、韓民族の選民としての民族性が結実しています。
天の父母様の夢と願いは何でしょうか? 真のお母様は「自身の似姿となった人間始祖の男性と女性を創造し、彼らが自ら成長して愛によって一つになるとき、(天の父母様は)彼らの体をまとって真の父母になり、共に暮らすことである」と語られました。
真のお母様は、創造の原則について、一男一女、ペアの原則を強調されます。キリスト教の復帰摂理は、その「創造の原則」と関連するのです。つまり、キリスト教の摂理は、イエス様の「再臨待望」だけでなく、独り娘が誕生しなければ実現しないというのです。
それを実現し、創造理想を完成するため、天の父母様は「独り娘誕生」に向けた摂理をされました。ユダヤ教とキリスト教はその責任を果たすべきでした。
さて、真のお父様が誕生され、初臨の独り娘・真のお母様も誕生され、お二人が 「小羊の婚宴」をするためには国家的基盤がなければなりません。
そのために1919年の「3・1独立運動」がありました。当時、韓民族は日本によっ統治されていたため、上海臨時政府の樹立によって主権宣布をしたのです。3・1独立運動の後、「大韓民国」と国名が付けられました。それが認められたのは1942年です。
これによって国家的、世界的な基台が築かれていくのです。「小羊の婚宴」に向かう中で、1948年、李承晩大統領 (1875~1965)とキリスト教指導者らによって国が築かれました。
天の父母様は、韓半島にキリスト教を伝播させ、 独り娘を迎える基台を造成しようとされました。 「韓氏王朝」の伝統を継承した大韓の国として統合し得る準備がなされ、再臨のメシヤと初臨の独り娘が「小羊の婚宴」に進むことができるように、国家、民族、氏族、家庭の基台が築かれたのです。
韓民族の始原である「韓氏王朝」から「韓」のアイデンティティーが大韓帝国まで続きましたが、1919年2月、中国・吉林で「大韓独立宣言」が行われ、李承晩らと民族指導者がこれを主導しました。 李承晩は、キリスト教基盤に伝統的な「韓」の理念を継承したのです。 やがて1948年、南側にキリスト教を中心として大韓民国の政府が樹立されま「韓」は、「韓氏王」の伝統を受け継ぐ三韓を継承する「韓」です。 大韓民国の「理念」および韓国の最古の姓と言われる「韓氏」の歴史的結実体として、 娘を中心に国かかにならなければならないという天の願いがそこにあるといえます。
そのため、国の名前が「韓」なのです。真のお母様は、この単語を必ず入れるように願っておられます。韓国の国歌「愛国歌」)に「神様の御加護あるわが国万歳! 大韓の人よ大韓をもって永久に保とう」とあります。この内容を必ず入れなさいと言われるのです。
天の父母様は「愛国歌」に、再臨のメシヤと初臨の独り娘と共にある韓民族こそが選民”
であることを啓示しておられたと考えることができます。
「我々の精神は大韓から出てきたのです。……これを取り戻すことが、我々の使命であるということです。……大韓を取り戻そうということです。我々の殉国先烈は、我々の愛国志士は、我々の大韓民国臨時政府は、何のためなのでしょうか? すべて、我々の大韓を取り戻そうということです」(第2次制憲国会、1948)
国が成立する過程において、天の父母様は北側にいる趙元模ハルモニ、大母様、そしてお母様が南下するように導かれます。お母様は「韓国動乱」(朝鮮戦争、1950~1953)を経験されました。
天の父母様の保護によってお母様は成長されましたが、韓国動乱の惨状を目撃し、心を痛めながら、“平和を夢見てきた”と語られました。
天の父母様のみ旨は「小羊の婚宴」に向かい、真の父母理想実現のために進んできましたが、その成就について、ヨハネの黙示録第1章7節は次のように預言しています。「わたしたちは喜び楽しみ、神をあがめまつろう。小羊の婚姻の時がきて、花嫁は(自ら)その用意をしたからである」
英語、ラテン語、ギリシャ語の聖書には、「自ら」という単語が入っています。日本語と韓国語の聖書には、それが抜け落ちているため、括弧付きで言葉を入れておきました。
キリスト教は「花嫁」を教会だと考えます。しかし、「小羊の婚宴」の小羊とは再臨主ですから、ペアシステムから言えば、「花嫁」とは独り娘のことです。その独り娘が、自ら準備をして責任を果たし、神はその権能を相続させるというのです。

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