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⑦道徳的な修養、社会秩序の土台となった儒教

儒教は、道徳的な修養と社会秩序において重要な役割を果たしました。朝鮮は、儒教の理念によって国家の土台を築きました。

儒教における代表的な学者が、李滉(イファン)(1501~1570)です。彼は、儒学の一学説の性理学(注:我欲を離れ、理〈宇宙法則〉と合致する道を説くこと)を通して、人間の本性を見つめました。『聖学十図(セイガクジュウズ)』という著書を通して、人間の完成に向かう修身(身を正しく修める)について述べました。 敬天思想を通して、天に侍るこことも強調したのです。

また、李珥(イイ)(1536~1584) は『撃蒙要訣(ゲキモウヨウケツ)』という著書を通して、人格修養、道徳を通し、いかにすれば優れた君子になれるのかを語りました。 家庭の「孝」の概念を、いかに社会、国家的に拡大できるか

を探究したのです。

⑧「愛民精神」を持つ儒教

儒教は、民を愛する「愛民精神」を持っています。朝鮮後期の丁若鋪(チャンヤギョン) (1762~1836)は、「愛民精神」に基づいて『牧民心書(ボクミンシンショ)』を著し、民の生活を改善しようとしました。 『牧民心書』は為政者が読む本ですが、宗教者もこの書を読みました。宗教者が信徒をよく導き、管理して、信徒が幸福な生活を送れるよう、信徒の育成に活用されたのです。

また、民を愛する儒教精神の一例として、寒い冬を暖かく過ごせるよう、民を愛する心から命懸けで(韓半島に) 綿花の種子を持ち込んだ文益漸(ムンイクチョム)(1329~1398)がいます。さらに、真のお母様の先祖である趙漢俊(チョハンチョム)が、民を愛する心で、中国の使臣を迎えるために石橋を架けた話も、儒教の愛民精神を実践した代表的な例です。

⑨韓民族の宗教性を予見したタゴール

韓民族が持つ宗教性を予見した人物として、インドの詩聖・タゴール(1861~1941)がいます。 彼は、韓民族のために「東方の灯火」という詩を残しました。

かつてアジアの黄金時代に
光り輝く灯火の一つだったコリア
その灯火が再びともることを切に願う
その灯火が再びともれば
その光は全世界を照らしていくだろう

韓民族が持つ使命を予見したかのように、タゴールは一篇の詩を詠んでいるのです。

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