あなたを私たちの心の中に迎えさせてください
愛するお父様、私たちが尋ね、上りに上り、また上るとき、その帰着点は、ただお父様と対面する場であることを知るものでございます。お父様が語ることができ、私たちが語ることのできる最後の決定的な言葉とは何かと言うとき、それは「お前は私の息子、娘だ」「私はお父様の息子、娘です」という言葉でございましょう。それだけが、人類が望み、また願う言葉であり、あなたが捜し求めてこられた人類に出会うための、決定的な言葉であることを知っております。
息子と娘として相まみえるだけで終わるのではなく、その息子と娘はお父様の骨の中の骨であり、肉の中の肉として入れ替えることができるほどに、その内縁的な願いが私たちに現れ、私たちに現れた個人の欲求が家庭に現れ、家庭の欲求が社会と国家を越え世界万民を越えて、(それが)お父様の本当の内情的な対恤の感情となって、普遍で妥当な世界的基準まで、あふれ出なければなりません。その世界があなたの求められる望みの世界であり、人間たちが求めるたった一つの世界であることを知っております。
このような立場から見るとき、今日、この歴史時代におきまして、果たしてこのような道を求める群れがいるのか、私たちは調べてみなければなりません。イエス様と聖人たちがみな教えてくれたその道理の起源を暴き、私たち自身においてはどのくらいの価値をもって天の価値を探さなければならず、天と私たちがどのような対等な位置に立たなければならないのかということを分析し、批判してみなければなりません。そうして、これでなければならないという決定的な立場に立ち、万民と全世界と新しい思潮の前に現れて、これらを収拾できる一つの真の基準を立てなければならないことを、この時間、私たちは知らなければなりません。
真の姿というものは、過去にもそうであり、現実にも未来にもそうであり得ること、その誰も占領することができず、否定することができないものでございます。これは、すべてのものを超越できるものでございます。堕落した人間も父母の愛を恋しく思い、夫婦の関係に従って生きようとし、子女によって未来の願いを残そうといたします。このような家庭は、堕落した世界の心情を結束させ得る一つの母体となり、人類と人情の基盤となることを私たちは知っております。同様に、天倫と人倫、天情と人情が結束されるためには、聖人たちが探していった目標的な標準を、今日の人類と結束させ得る勝利的な一つの家庭制度を、この地上に立てるべきでございます。このような事実を見るときに、男性たる者と女性たる者は、過去におけるそのような男性となっては駄目であり、女性となっては駄目でございます。
お父様は、私たち自身を立証することができ、私たち自身は、お父様の息子であり、娘であることを、如実に証すことのできる信念をもたなければなりません。信念だけでなく、体恤的な立場でお父様と私は、前後関係、左右関係にあることを立証し、そのような立場で永遠に共にあったのであり、永遠に共に生きており、永遠に共に生きるであろうという起源を、自ら立て得る自己を発見しなければなりません。それが、私たちが行くべき真の道であることを知りました。
お父様、今、誰よりも貴いあなたを、私たちの心の中に迎えなければなりません。その誰も侵すことのできない心の場に、絶対者であられるお父様を迎えて、お父様と相談し、お父様と相応的な立場で、主体的なお父様と相対的な私たち自身として、無限の価値の立体性を発見して暮らせる人生があるとするなら、世の中がいくら悪いとしても、その悪の圏内で、無限の価値を倍加させる歴史創造の新しい基盤をつくっていく、他の何かを発見できることでございましょう。そのようなことを考えるとき、その人が遭遇する苦痛は苦痛ではなく、幸福に昇華させ得るのであり、彼は死亡の波が充満したこの地上において不幸な人ではなく、幸せに暮らす人であり、幸福な人であることを、私たちは知るものでございます。
統一教会の群れは、このような道を行くべきことを知ったがゆえに、今まで歩んできた道が受難の道であり、迫害の道であり、孤独な道でしたが、その迫害と孤独が交錯する交差路では、そのたびに、私たちが行くべき道は明確だったのでございます。人間がもつべき価値を植えておくには、自らの行路だけでなく、四方に伸びて交差するその道まで流れて越えていける善の関係を残すために、四方で身もだえしてきた統一教会の歴史的な事実を考えるとき、悲惨ではありましたが、その中で他の人々が知らない感謝の心情をもてる立場に立ててくださったことに、感謝を申し上げます。
そのような立場で根を下ろして練磨し、世界的な足場を築いて、あふれる希望とともにアジアを見つめながら世界を行き来する、新しい一つの世界を夢見ることのできる愛国者の心情をもつだけでなく、世界人類の中で誰ももてなかったあなたの愛を中心としたお父様の家庭と、国に対する愛国心をもって生きようという天情に従って、忠臣の道理を学ぼうとし、天情に従って孝誠の道理を学ぼうとし、より高い次元の価値を求めていくこの者たちの行く道の前に、祝福のみ手が末永く共にあってください。その生活において加重された価値は、今日、平面的な世界を中心として生きる人のいかなる価値よりも、比べられない高次元的な内容であると知って進む、この者たちの上に、あなたの哀れみと愛がより一層共にあってください。
いくら世の中が悪いとしても、この悪の世の中を引っ張っていくべき主体的な力は、より強くなくてはいけないこと、弱くてはいけないことを、私たちは誰よりもよく知り、孤独な時もお父様の力と能力を身代わりして、私たちが寂しがってはいけないことを知っておりますので、私たちがこの世の中の前に影響を及ぼせる群れとなるよう、許諾してくださることを切にお願い申し上げます。
今晩、み言を通してあなたがこの者たちの価値を高く評価してくださり、その誰も追求できない最高の次元で制定された原則的な価値をもつ新しい男性なら男性、女性なら女性として決定されるよう、許諾してください。誰も分立させられない世界を中心として連結し得る家庭となり、民族となり、国家となり、世界人類とならなければならないことを、誰よりも強く感じた群れが、きょう、この時代の統一の群れでございます。過去に怨讐であった日本の人々も、食口の名前をもつ時は兄弟になるのであり、数多くの色が異なる人種たちも、食口という名前を中心として、どの民族の中でも見いだせず、探すこともできない、兄弟の友愛をもって暮らしていける動きが広がっているのでございます。
そのような動きが、きょう、この地上で基盤を築き、実践的な段階に向かって突進しておりますので、お父様が哀れに思って、ここに無限の力と能力を加重させ、あすの勝利的な局面に向かって進むにおいて、小心者にならず、勝利者の姿を備えて、強く雄々しく直行し、前進する天の勇士たちとなるようにしてくださることを、切にお願い申し上げます。この日のすべてのことをあなたのみ前にお任せしますので、残された時間も自ら、あなたのみ旨の中で主管してくださることを、愛のお父様、再三お願い申し上げながら、真の父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九七一・二・一一)


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